昔の遊び
昔の遊びが好きです。娘も一緒に遊びます。
最近は坊主めくりがお気に入り。私の実家では坊主めくりと呼んでいた、百人一首の絵かるたを使う遊び、正しい名前ってあるのかしら?
お正月に家族としっぽりする遊びだったので、どの地域でどんな風に遊ばれているのかは実はよく知らないのです…
少しだけ説明すると、百人一首の絵のカルタだけを使う遊びです。
裏返したカルタをまとめて山にして、それを順番に取ります。殿様(と呼んでいました。男性の札です)が出ると一枚、姫様(と呼んでいた、女性の札)が出ると更にもう一枚引けて、坊主が出ると持ち札全てを場に出します。
それで、次に姫様が出た人が坊主で出されたカルタを全て取れると言う単純なもので、最後に持ち札が多い人の勝ちです。
これがなかなか盛り上がる!
姫様が出た後に坊主が出たり、て持ち札が増えた所に坊主がでたりなんかすると、ああああ〜!と言う感じです。
百人一首に馴染みが出来ますし、小さな時から親しんでいれば百人一首を始める時に余り抵抗がないかな?と期待しています。
遊びとしては長く楽しめると思います。
他には、独楽。
糸をコマに引っ掛けて回す。
単純ですが、糸をかけるのも力加減を考えなければ上手く巻けないので、集中力と忍耐がいります。
最初はなかなか回せず、独楽を投げる位置や綱を引くタイミングなどを見極めながらコツを掴んでゆく、なかなか奥の深い遊びです。
慣れてきたらお盆や手のひらで回したり、綱を伝せる、などの離れ業も。
まだまだ修行が足りませんが。
剣玉も言わずもがな、面白いですよね。
昔の遊びって単純だけど、単純なこと、それこそが子供を夢中にさせるものなんだなと思います。
そう言う遊びに触れる機会は作ってあげたいなと思っています。
革新のベースには伝統があるといつも思います。温故知新ですね。小さな事ですが、こう言う遊びも将来何か生きるヒントになる時がくればいいなと思います。